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実印や銀行印って、どうやって作ったらいいのでしょうか

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実印や銀行印って、どうやって作ったらいいのでしょうか



うちの子どもがもうすぐ社会人になるので、”印鑑登録をして印鑑証明書が発行できるようにしたい”ということと、”給与振込に銀行口座を開設しておかないといけない”ので、実印銀行印を作って欲しいというのです。

就職祝に何がいいだろうと思っていたので、ここは一ついい印鑑を作ってあげたいと思っています。

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実際に印鑑を作るには、どういったことを考えて作らないといけないのでしょうか。

印鑑を作る上で必要な項目といえば
1.印鑑の材質(印材) → 2.印鑑の書体 → 3.印鑑のサイズ → 4.その他
の3~4項目です。

では、順に見ていきたいと思います。

<印鑑を作る時に必要な項目>

1.印材

印鑑の材質、つまり印材は、耐久性捺印性収縮のしにくさデザインのばらつきコスト(価格)、あとは希少性のどこを重視して決めるかがポイントです。
最近まで、印鑑に使用されている素材の種類といえば、柘等の木材系から高級品の象牙までの数種類しかありませんでした。

しかし地球の温暖化など環境保護の観点から、エコ印材を始め様々な種類の印材が用いられるようになってきました。

【木材系】

○柘(ツゲ)

柘は繊維分の密度が大変緻密で、樹種の中では大変硬くて程よい粘りを持っていて、印鑑の彫刻に向いている材質です。
捺印性もよく、使用後の手入れ等をまめに行うことで末永く利用できます。
非常にコストパフォーマンスが高い材質で、別名で「アカネ」とも言います。

○薩摩本柘(サツマホンツゲ)

天然木材系の柘の印材の中でも、鹿児島県産の柘の原木から作られた品質の高い物を薩摩本柘といいます。
一般の柘の印材よりも更に繊維の密度が高くて粘り強い材質で、柘独特の美しい木目を堪能できる天然植物系素材です。
乾燥に強くないので、ケースに入れ湿気を避けるなど保管に注意することで長持ちします。

○黒檀(コクタン)

古くから仏壇や家具等に使用されている、高級天然木の印材です。
大変硬くて緻密な耐久性の高い材質で、黒を基調とした落ち着いた色合の中に 赤褐色の帯のような模様が入っているものもあって、独特の光沢感が楽しめる高級感ある素材です。
現在では、希少価値の高い印材です。家具などではかなり高値がつきますが、体積の少ない印鑑は黒檀の良さを手軽に楽しめる用途といえます。

○オノオレカンバ

斧で切っても、斧が折れるくらい硬いということが由来の密で大変硬い材質
繊維分が大変緻密で捺印性が良くて、抜群の耐久性と、天然素材なのに狂いが少ない印鑑に適した印材です。
また金のなる木としても珍重されていて、商売繁盛の印鑑として人気があります。

○彩樺

天然木の真樺(バーチ剤)と樹脂を高圧加熱処理することで作り出された印材です。
狂いや歪み、ひび割れが極端に少なく、天然木の美しい木目が特徴の耐久性の高い印材です。
限りある木材資源を保護するため、環境保全を考えて作られ、環境関連企業団体にも推薦されている新しいタイプのエコ印材です。

○楓

楓(メイプル材)のチップに、特殊な樹脂を浸透させて作られた印材です。
美しい虎目調の木目が特徴で、天然木に近い手触りながら歪みや、ひび割れが極端に少なくて耐久性が高く、適度な重量感と捺印性の良さがある印材です。
環境保全を目的として計画伐採された材料を元に作られ、環境関連企業団体にも推薦されているエコ印材です。

○アグニ

天然木(真樺)をスライスして重ね、樹脂を高圧加熱処理して作り出された印材です。
狂いや歪み、ひび割れが極端に少なく、燃えるような赤い色合からアグニ(火神)と名付けられた、耐久性の高く、赤と木目のコントラストが高級感を感じさせる印材です。
環境保全を考えて作られており、環境関連企業団体にも推薦されている新しいタイプのエコ印材です。

【水牛系】

○黒水牛芯持

印鑑素材としては定番の、艶のある黒が美しい水牛の黒い角を加工した印材です。
「芯持」と言われる水牛の角の中心部分のみを使用し、歪みやひび割れが少なく耐久性の高い印材です。
価格と質感のバランスが非常に優れ、その高級感から実印や銀行印に人気で、安心の定番印材です。
黒水牛の主成分は、タンパク質で乾燥に弱いという特徴を持っています。
保管の際はケースなどに入れて、時々オリーブオイルなどを染み込ませた紙などで拭くことで、長持ちさせることができます。

○牛角色上芯持

オランダ水牛の角を使用した、高級印材です。
「ふ」と呼ばれる茶色の模様が入っているものの中では、最高級ランクの印材です。
オランダ水牛の印材の色は、飴色のものから深いグレーのものまで様々なバリエーションがあって、天然素材の中では最もバリエーションの豊富な印材です。
オランダ水牛の主成分は、タンパク質で乾燥に弱いという特徴を持っています。
保管の際はケースなどに入れて、時々オリーブオイルなどを染み込ませた紙などで拭くことで、長持ちさせることができます。

○牛角純白芯持

オランダ水牛の「純白」とは、色合いのことではなく「ふ」と呼ばれる茶色の模様が殆ど入ってない、非常に希少性が高い印材のことをいいます。
オランダ水牛の印材の色は、飴色のものから深いグレーのものまでバリエーションがあって、非常に豊富な印材です。
オランダ水牛の主成分は、タンパク質で乾燥に弱いという特徴を持っています。
保管の際はケースなどに入れて、時々オリーブオイルなどを染み込ませた紙などで拭くことで、長持ちさせることができます。

【その他】

○琥珀

琥珀は、太古の時代に針葉樹の樹脂が地表に落ち、何千万年もの時を経て化石となった印材です。
高硬度の人工樹脂を合成することで強度を持たせています。
『太陽の石』や『人魚の涙』と呼ばれているように、透明で美しい色や個性のある色が神秘的で魅力ある美しさを持った印材です。
印材としては耐久性にやや劣るため、取り扱いには注意が必要です。

○チタン

チタンは、強度に優れる一方、非常に軽量であるという特徴がある素材です。
耐食性耐熱性にも優れており、様々な分野で利用されています。
インプラントや人工骨などの医療用、ピアスや指輪などのアクセサリーなどでもよく使われています。
印鑑には、99.6%のチタンがよく使われます。
たまに99.9%と表記されていますが、99.9%だと基本的に彫刻などができないほど硬く、数値はあまり気にしなくても良いと思われます。
チタン印鑑を選ぶ際の加工の種類は、「生」「ミラー」「ブラスト」の3つの加工方法があります。
「生」は、チタンそのもので特別な加工を施しておらず、安いチタン印鑑にはよくありますが商品としてはオススメできません。
「ミラー」は、鏡面加工をしたタイプできれいですが、指紋などが付きやすいという欠点があります。
「ブラスト」は、つや消しタイプで、指紋が付きにくく一番オススメの加工になります。

○貴石

自然界にある、俗に言う「宝石」を使った印鑑の印材として用いられています。
美しさと高級感、多彩な模様と質感、色彩が魅力の印材です。
「水晶」、「黄水晶」、「紅水晶」、「メノウ」、「赤メノウ」、「アベンチュリン」、「ブルークォーツ」、「タイガーアイ」、「アメジスト」、「ラピスラズリ」などの貴石が印材として使われます。
宝石ですので、それぞれの貴石の特徴によって、耐久性、捺印性、などは変わってきます。

2.印鑑の書体

印鑑に彫ることができる書体には色々とありますが、代表的な書体を中心に考えたいと思っています。



代表的なものとして、篆書体(てんしょたい)、古印体(こいんたい)、印相体(いんそうたい)[八方篆書体、吉相体]、隷書体(れいしょたい)、行書体(ぎょうしょたい)、楷書体(かいしょたい)があります。

書体ごとに、それぞれ特徴があり、篆書体や、開運につながるということで好まれる印相体の書体が人気だそうです。

普通、ひらがな、カタカナ、ローマ字、数字などでも製作可能ですが、色々な書体が作られた時代にはなかったものですので、どの書体を選ばれてもあまり違いがでないようです。
また、ローマ字などの場合は縦彫りにすると見づらくなるので、横彫りにすることで見やすくなります。

○篆書体(てんしょたい)

  
 篆書体の例
秦の時代に公式書体とされた縦長の文字で、太さが一定で、横字は水平で縦字は垂直になるのが特徴です。
基本的に左右対称の書体で、今でも印鑑や書道でよく使われています。
パスポートの表紙部分の「日本国旅券」の文字などにも使われています。 その特性から可読性が低く、偽造や盗用防止にも効果の高い書体で、印鑑の書体の定番として最も人気があるそうです。

○古印体(こいんたい)


 古印体の例
隷書体を元にして日本で作られたといわれている書体で、鋳造印にできる特有の欠けや、途切れなどの風味を元に作られた線の強弱が特徴です。
可読性が高いので、認印にも使われることが多い書体です。

○印相体(いんそうたい)[八方篆書体、吉相体]


 印相体の例
篆書体から派生して作られた書体で、とても人気があります。
印鑑の枠の部分に文字が接するのが特徴で、中心から外に八方に流れるような書体なので、八方篆書体、吉相体と呼ばれる場合もあります。
開運用の印鑑の書体としてよく使われ、可読性が低いので、偽造や盗用防止にも効果が高いといわれています。

○隷書体(れいしょたい)
 
 隷書体の例
篆書体を元にして簡略化された書体で、左右に払い出す波磔(はたく)と、波を打つようなリズムを持つ波勢(はせい)があって、 字が横長なのが特徴です。

○行書体(ぎょうしょたい)



 行書体の例
隷書体をはや書きに適するように、簡略化した書体で、線が連続したり省略されており、流れるようなやわらかいイメージの書体が特徴です。
隷書体と比べると可読性が低くなります。

○楷書体(かいしょたい)



 楷書体の例
隷書体を基にして作られた、筆文字の書体で、一画一画をきちんと書き、書道でよく使われている書体です。
読みやすく認印でよく使われています。

3.印鑑のサイズ

印鑑のサイズは、男性/女性の違いや、用途によって異なります。

男性は、より大きめの印材を選ぶ場合が多いです。
女性は、やや小さめの印材を選ぶことが多い傾向です。

用途から考えると、実印  銀行印  認印 の順に、印材の大きさが小さくなっていく場合が多い傾向です。

2つのサイズで悩まれる場合は、小さい印材を選びより価格の高い素材を印材として選ぶと、結果としてお得感が高いという考え方もあると思います。

【個人の実印のオススメサイズ】
○男性にオススメ:13.5mm,15mm,16.5mm,18mm
○女性にオススメ:13.5mm,15mm,16.5mm

【個人の銀行印のオススメサイズ】
○男性にオススメ:12mm,13.5mm,15mm,16.5mm
○女性にオススメ:12mm,13.5mm,15mm

【個人の認印のオススメサイズ】
○男性にオススメ:10.5mm,12mm,13.5mm
○女性にオススメ:10.5mm,12mm,13.5mm

また、法人の場合は、代表者印を、銀行印より大きめに作成する傾向のようです。

4.その他

必要に応じて、印鑑ケースや、朱肉などもいいものを選びたいものです。

これらの点に注意しながら、子どもの門出を祝って、いい印鑑(はんこ)を作ってあげたいと思っています。

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